年金額・一時金額
年金額と一時金額は、出版基金加入中の基準給与基準給与:基金の掛金や給付の算定の基礎となる給与。当基金では事業主に各加入者の厚生年金保険の標準報酬月額を基準給与として届出てもらい管理している。の合計を加入月数で除した額(平均給与月額)に加入者期間に応じた支給乗率と繰下げ繰下げ:年金や一時金をすぐに受給せず基金に据え置くことで給付額に利息を上乗せする方法。期間に応じた繰下乗率(加入者期間15年以上のみ)を乗じて計算します。
遺族給付金は原則、一時金額と同じ計算方法です。年金受給開始後に死亡された場合は、年金の残りの保証期間分を一時金として支給します。
年金額 = 平均給与月額 × 加入者期間別年金支給乗率 ×(1~20倍)※1 × 繰下げ乗率 ※2
一時金額= 平均給与月額 × 加入者期間別一時金支給乗率×(1~20倍)※1 × 繰下げ乗率 ※2
※1 加入者の属する型加入者の属する型:加入者の属する型に応じて標準掛金率が変動する。原則1型(0.9%)だが、事業主が所定の手続きをすることで最大20型(18%)まで変更が可能。が1型(0.9%)の場合は1倍、2型(1.8%)の場合は2倍となり、最大で20型(18%)の20倍です。加入者期間の途中で加入者の属する型を変更している場合はそれぞれの階層ごとに計算して最後に合算します。
※2 繰下げ乗率は加入者期間15年以上で繰下げ期間がある場合のみ乗じます(各別表は基金規約に掲載)。
年金額・一時金額の早見表(概算)
平均給与月額(出版基金に加入していた期間の給与の平均額)等から、おおよその年金額と一時金額を調べることができます。
(使い方)
①ExcelまたはPDFをダウンロードしてファイルを開きます。
②縦軸が平均給与月額、横軸が出版基金の加入者期間、縦横を合わせた部分がおおよその給付見込額です。
一時金 | ||||
---|---|---|---|---|
年金 | 有期年金 | 5年保証付 | ||
10年保証付 | ||||
15年保証付 | ||||
20年保証付 | ||||
終身年金 | 15年保証付 |
見込額の計算(概算)
平均給与月額(出版基金に加入していた期間の給与の平均額)等から、おおよその年金額と一時金額を計算することができます。
(使い方)
①Excelをダウンロードしてファイルを開きます。
②加入者となった日、加入者期間、平均給与月額を選択するとおおよその給付見込額が計算されます。
見込額の計算(概算) |
---|
実際の加入記録から算出された見込額を知りたいときは?
ご自分の実際の加入記録から算出された見込額を希望される場合は当基金にご依頼ください。
●ご本人の場合
ご本人より出版基金へお電話(03-5259-9111)で「○月○日時点の見込額を希望する旨」と「ご自宅住所」をご連絡ください。回答は原則、翌営業日にご自宅へ郵送します。
●会社の担当者の方の場合
・特定の加入者の給付見込額が必要
「給付見込額照会書」を記入のうえ、基金へFAX(03-5259-9114)をお送りください。回答は原則、翌営業日に基金登録の会社所在地へ郵送します(同時に複数名の依頼があるときは回答にお時間を頂く場合があります)。
・毎事業年度の決算で加入者全員の一時金見込額が必要 「要支給額明細の情報提供依頼書」を記入のうえ、基金へ郵送ください。回答は計算基準日前後に基金登録の会社所在地へ郵送します。